<横芝光町>
名称:山武圏域+ パラスポーツ体験会
日時:平成30年6月3日(日) 午前10時から午後3時30分
場所:横芝光町体育館
開会式
佐藤晴彦横芝光町長から開会のご挨拶を頂きました。
横芝光町と中米アメリカにあるベリーズ国は2018年1月31日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、事前キャンプの受け入れに関する基本合意を締結しました。
誰でもがスポーツに取り組みやすい地域づくりを目指して「パラスポーツ体験会」を開催すると、参加者に町の取り組みを伝えていただきました。
レクリエーション
山武圏域の各地から、100名を超える参加者が集合しました。
小学生から大学生、福祉施設職員や利用者、病院関係者や学校関係者や行政職員まで年齢や職種も様々です。
初めて顔を合わせる参加者に、楽しく、期待を持って体験会がスタートするよう国際武道大学体育学部教授の中島一郎先生にレクリエーションを展開してもらいました。
アイスブレークという手法で、参加者同士の関係性を深める活動を約1時間取り組みました。
楽しく体を動かしながら、笑顔や感性がたくさん体育館内に溢れました。
楽しく体を動かしながら、笑顔や感性がたくさん体育館内に溢れました。
ボッチャ
初めてボッチャを体験する参加者もいました。投げるたびにジャックボールという目標となる白球に「赤球」と「青球」が接近するようになりました。
上手になると笑顔になり、自信を持って投球する姿が見られるようになりました。
各チーム6球を投げ終わると、審判による勝敗の判定があります。
皆さん、審判がどのように判定するのか、自分たちが勝つのか興味を持って集まってきました。
ジャックボール(白球)に赤球が近いのか、青球が近いのか、見た印象と実際は異なることに参加者はびっくりしていました。
フライングディスク
二人一組でフライングディスクのキャッチボールです。
まっすぐ投げるにはコツがあるようです。
講師の助言によりきれいな軌跡を描いてディスクが体験者の間を行ったり来たりできるようになりました。
10投げの記録会で、全部通過した参加者も出ました。
フライングディスク大会に参加希望も・・・嬉しいですね。
他競技で県大会参加者も、次回は県大会に参加したいとの希望も出ました。
車いすバスケ車体験
講師である元全日本の選手から、車いすの構造と操作方法を解説してもらいました。
この車いすには「ブレーキはありません」
この言葉に参加者はびっくりしました。
車輪が「ハの字」である理由等の説明を聞きながら、実際の乗車体験に期待が膨らみます。
①まっすぐに走りましょう。
②パイロンをジグザグに走りましょう。
③安全にバック走行をしてみましょう。
講師のアシストで上手に走行できるようになりました。
閉会式
どのような体験会なのだろうかという気持ちもあったと思いますが、楽しい時間と体験ができました。次回はいつですかという質問や車いす体験をもう1回やりたいとの声も聴かれました。運営スタッフと参加者の皆様に感謝いたします。
横芝光町のキャラクターは「よこぴー」です。開会式と閉会式に参加しました。
パラスポーツ体験会を終えて
〇参加者の感想から
- ボッチャやフライングディスクの魅力を体験することができた。
- 障害者と健常者がともに活動できるスポーツであると感じた。
- 車いすバスケットボールに使用する車いすは、車輪がハの字であることやブレーキがない構造を学ぶとともに、子供から大人まで軽い車体を軽快に操作する楽しさを感じた。
- 障害者スポーツが特別な競技ではなく誰でもが取り組めるスポーツであることを知り、今後の普及に期待が持てた。
山武圏域各地から100名を超える参加者があり、和やかな雰囲気の中でパラスポーツ体験会となった。パラスポーツが障害者のスポーツとしてだけではなく、だれもが楽しめるスポーツを実感していただいたので、今後のパラスポーツ教室の開催準備に役立てていきたい。