<船橋市>
名称:2020パラリンピック競技『ボッチャ』体験会
日時:平成30年6月30日(土) 12時30分から16時30分
場所:船橋市青少年会館
開会式
講師9名と、船橋市スポーツ推進委員の参加者80名の参加となりました。
前日に梅雨が明けたことから、熱中症対策等体調管理に十分配慮する体験会となりました。
準備運動
暑い中での開始となりましたが、十分な準備体操に取り組みました。
今後、実施する予定の体験教室でもけが予防対策等に生かせる準備体操でした。
コート設営
ボッチャ競技そのものを体験するだけでなく、指導者としての今後の活躍を目指して、参加者全員でボッチャコートのライン引きに取り組みました。
指導者の助言のもと、4チームともに手際のよい作業が進みました。
<規則の変更について>
コート内のクロスの形状が「+」から「田の字」になりました。
詳しくは日本ボッチャ協会のホームページで確認してください。
ボッチャ体験
4コートに分かれて、地区ごとの対戦形式でボッチャ体験がスタートしました。
立位、パイプ椅子に座っての座位(車いす使用の競技者を想定して)、補助具(手で投球できない競技者を想定して)を活用して、様々な状況を設定しながらボッチャを体験しました。
競技に慣れた方には、審判を担当してもらい、ゲームの進行をコントロールしてもらいました。
真剣に競技すると、審判の判定にも団子状になって得点を確認しています。
思わず参加者からは
「こんなに『赤』『青」が集中しているのに1対0か!やるきがでたぞ」と声があがりました。
目測やメジャーで計測できないような僅差の勝負がありました。
講師からは、「赤球と青球が接触しているかどうかは、紙を挿入して判断します。」と説明があると参加者はそこまでするのかという感想が漏れました。
閉会式
梅雨が明けた熱い一日となりましたが、参加者全員が熱心に取り組む体験会となりました。
<2020パラリンピック競技 ボッチャの普及に向けて>
- 初めてボッチャに触れるスポーツ推進委員の方も、競技性と戦略性のあるスポーツであるとの感想があり、船橋市内での教室開催に向けて、指導者発掘の良い機会となった。
- コート設営からの体験会は、スポーツ推進委員にとって良い実習の機会となった。
- 競技を体験するだけでなく、審判を経験するなど視野が広まった。教室開催の良い事前研修となった。
- ボッチャ競技が障害のある方だけのスポーツではなく、工夫を加えることで様々な方が参加することができるスポーツであること確認できた。
☆今後の障害者スポーツ大会等コーディネーター派遣事業の展開にあたっては、研修会の趣旨を明確にすることと、地域のニーズや参加者の状況を勘案しながら計画することが重要であることが感じられた。